STAFF VOICE先輩ナースの声

家庭と仕事を両立できるように

　私は入職して11年になります。その間に結婚・出産をして3人の子供に恵まれました。3人とも育児休暇を取得しました。一人目の出産後から、パート職員となり、病院の託児施設「さくらんぼ保育室」を利用しました。さくらんぼ保育室では、園児みんなでお買い物ツアーに行ったり、消防署見学に行ったりと他の保育園では体験できないようなことをさせてもらいました。二人目も利用し、さくらんぼ保育室で過ごした2年間はとても大切な思い出となっています。
　二人目の育児休暇後は、現在在籍している3B病棟へ異動となりました。復帰して慣れないことが多くありましたが、スタッフはとても優しく親身になって指導してくれました。また、復帰して間もなく、次女が病気になり毎日通院しなければならなくなった時、科長に相談すると診療時間に合わせた勤務時間に変更してくれました。結局次女は手術することになり、2か月ほど看護休暇を取得させていただきました。これは育児中の親には、とても有難い制度だと思います。
　現在も子供が体調を崩し、急なお休みをすることがありますが、科長をはじめスタッフの皆さんの理解があり温かく接してくれます。また勤務時間終了近くになると、スタッフから声をかけてくれて時間内に終了できるように調整してくれます。仕事と育児で大変ですが、病棟には子育て中の看護師がたくさんいるので、話を聞いてもらえストレス発散にもなっています。そして育児中のスタッフのための制度がきちんとしているので働きやすいと思っています。

患者様から信頼される看護が提供できるように

　私は2023年4月に入職し、新人看護師として外科・内科・皮膚科・形成外科・眼科・整形外科から成る6科混合病棟に配属されました。4月は研修で看護の基礎を学び、5月からは本格的に病棟勤務が始まりました。業務は初めて経験するものばかりのため、当初は覚えることも大変でしたが、先輩看護師の皆さんが親身になって教えて下さるので安心して日々の看護に集中できています。石井病院ではDPNS制度が取り入れられており、急性期病棟では看護師2人がペアとなり業務をおこなっています。また2024年1月からは地域包括ケア病棟として、看護師、助手2人がペアとなり業務をおこなっています。学びの環境としては、eラーニングを活用し看護技術の確認や各テーマに沿って動画視聴することもできるので知識を深めることもできます。
　今後、信頼される看護を提供するためには、看護知識を元に確実な援助をおこなうことや、正しい接遇を心掛けることが大切になると感じています。未熟な私は日々悩むこともありますが、成長するよう学んだことを活かして努力を続けながら人生100年時代を支える看護師になることを初心として頑張ります。